小1の娘が学校で借りてきたのですが、読み終わってから
「人は年を取るといろんなことを忘れたり子供みたいになったりするの?」と聞きに来ました。
実祖父母も含め身近に痴呆のお年寄りはいません。
全く知識がなかった中でこの絵本を読んだことが、痴呆について考えるきっかけになったようです。
物語も寂しさは感じられますが暗すぎることはなく、家族のおばあちゃんへの温かい思いやりが感じられる内容なので、子供でもあまり抵抗なく読めるのではないかと思います。
巻末には痴呆についての説明もあり、どんな症状があるのか、どんなことに気を付けたらいいかなど子供にもわかりやすく書かれています。
ある程度の年齢になったら読んでほしい絵本だと思いました。