いぬから月にミルクがあると聞いたお母さんねこは、こねこたちのためにミルクを求めて、ひたすら月を追いかけます。
途中、ぶたやおんどりやこうしが加わりますが、あきらめて帰っていってしまいます。それでも、お母さんねこだけは最後まであきらめませんでした。
このお母さんねこのひたむきな姿に感動しました。
そして、最後まであきらめない姿勢に感心しました。
「ほしいものを手に入れるには、辛抱が大事なのよ。
途中でくたびれたり、こわがったり、いらいらしてはいけないの。」
と言う言葉には、共感をおぼえました。
自分自身にも、これから大人になっていく娘にも必要なこと。
この絵本のお母さんねこの姿を通じて教えられました。
なによりも、幸せそうなねこの親子を見ていると、ほっとしました。
絵が優しく、かわいいです。