魚料理を出すお店にやって来た1匹のわがままなお客さん。どうしてもお肉が食べたいと言うのですが、ここからが不思議な展開です。コックの猫が材料を調達しに行くのですが、なんともストレートな方法なのです。思わずそんなこと言ったら大変!と思ってしまうのですが、不思議や不思議・・・代わりに手に入れた物で、名コックがわがままお客を唸らせます。心をこめて精一杯のことをすれば、気持ちがきっと届くのだと思う1冊でした。子供には、かわいらしい猫がキッチンで料理するのが、楽しそうに見えたようです。自分もやりたいとガスコンロの絵のところで参戦していました。