役者柴田理恵さんの、母親を思う感謝の絵本です。
今現在のお母さんが気になって調べたら、一人で暮らす92歳のお母さんを遠距離介護という形で思いやる、柴田さんの記事を目にしました。
戦後小学校の教員として生きてきた、お母さんの強い信念をもった生き様と、その親に育てられた、柴田さんの思いをほうふつとさせます。
お母さんのしつけの厳しさの中に、温かいものを感じられて、人間柴田理恵さんが身近に感じられます。
高齢の親を持つ高齢の大人たちに、親への感謝を思い出させる絵本です。
親がいたから自分たちがいるのです。
この絵本の基になる「台風かあちゃん」、未読なので読んでみたいと思います。