馬場のぼるさんには、シリーズ物や漫画など、愉快な作品が沢山ありますが、小学校の秋のイベントで披露する紙芝居を探していて、たまたま出会ったお話です。
鬼のごんろくが、「たらふくまんま」と同じく、おっとりした憎めないキャラクターで、気に入りました。
実際に読む練習をしてみると、化けているキツネと素のキツネの演じ分けが難しく、演劇部の娘からNGが出ました。
結局、ボランティア仲間の1人が「村人と鬼が共存している設定が好き」という理由で読んでくれました。
本番では、大勢の子供たちが画面に集中し、紙芝居を楽しんでいました。