まずは、表紙を見て子どもがひと言、
「なんて、愛想の悪い顔!」
いえいえ、そこまで言わなくてもと思い、読んでみると、これはこれは、猫の不思議な世界を、ちょっぴりのぞくことができました。
ぼくんちの猫、名前はだんまり。今日もどこかに出かけていきました。そこで、こっそりついていってみると、あらあら不思議。だんまりが、体の形を変え、いそいそと出かけていくのです。
猫って、本当に不思議です。自分の世界を持っていて、あのちっちゃな頭でいったい何を考えているのやら…
もしかして、こんな世界を持っていたら、一緒についていってみたくなりました。たとえ、こっそりついていっても、バッチリ、お見通しなのかもしれませんが…