『SEVEN LITTLE RABBITS』が原題。
まあ、バーバラ・クーニーの作品で、訳が岸田衿子さん!
題名を見て、7という数字に反応してしまったのですが、
予想通り、数え歌風のおはなしです。
友だちのカエルに会いに、7匹のこうさぎが出かけるのですが、
途中で1匹ずつ、眠ってしまうという何とものどかな展開。
しかも、途中で見つけたモグラの地下室で休ませてもらうって、
その優しさにもほっこりです。
我慢強いカエルの様子にも感心感心。
そして、ついに・・・!
ずっと、残りは何匹?とあり、どのうさぎが寝入ったか探すのも楽しみどころでしょう。
昔話のように、歌のように繰り返される定型文が心地よいです。
あちこちに描かれた絵にもサブストーリー。
たくさんの花々も素敵です。
幼稚園児くらいから、こうさぎならではの展開に共感できると思います。