『給食番長』に続く、わんぱく小学校シリーズの第二弾。
前作同様、大胆な構図、溢れんばかりの色遣い、そしてちょっと間違えば気持ち悪いと呼ばれてしまいそうなグロテスクな絵。エネルギー全開です。
動物園から連れ帰って学校で飼うことになった、うりぼうのしまぷー。
無理矢理餌を食べさせられているような悲しい顔をしているしまぷー、夏休みがあけると、しまぷーとは似ても似つかない、巨大な動物=いのししに大変身してしまいます。
まとめて言ってしまうと、動物を飼うのは大変なんだよ、ということを語っている絵本なのですが、動物園の飼育係の人に、夕日を見ながら、諭されている場面や、いなくなったしまぷーとの再開の場面など、笑いを呼ぶ感動シーンが印象に残りました。