代々続く味噌蔵の男の子が
帰国子女の友達の興味に引きずられるように
家業に目を向けていくお話です。
味噌という、素晴らしい食材を中心に据えて
お話が展開します。
味噌の歴史、味噌の効用、海外からみた味噌の印象など
いろんな角度から味噌がフィーチャーされつつ
男の子にとっての、
たての時間の流れ(祖父・父・自分)
友情なども描かれ
そう長くないお話なのに
まさに、味噌蔵の味噌樽の中身みたいに
みっちりつまっている感じです。
読み終われば
味噌料理を食べたくなることは間違いないと思います。
我が家は毎食味噌汁を欠かしません。
なぜか・・
みそ汁は何を入れてもOKな
とっても便利な献立だからです(#^^#)
今一度、味噌の良さを再認識させてくれる
素敵な一冊です。