長女が2歳のクリスマスに購入し、去年も今年もクリスマス前のヘビーローテーションになっている絵本です。もちろん、クリスマスとは関係ない季節にも登場します。
このアンパンマン、初版が1981年。私が幼稚園時代に読んでもらった記憶がある絵本です。
今のアンパンマンと違って、顔がちょっと薄くて5本指の手袋をしています。性格も今のアンパンマンのように聖人君子ではなくおちゃめで調子乗りです。子どもが一番びっくりしたのは顔が無くても飛べます。「顔が欠けて力が出ないよ〜」ではないのです。ジャムおじさんがアンパンマン号から新しい顔を投げるシーンはなく、パン工場まで顔がないまんまで飛んで帰るのです。そんな違いを感じながら読むのも楽しいです。
娘はバイキンマンがイタズラをしたり、大きな敵が出てくるのが好みでは無いので昔ながらのアンパンマンのほうが好みのようです。
アンパンマンというキャラクターのクリスマス絵本というよりも、一冊の独立した絵本として楽しめます。