ねことりすとあひるが作るかぼちゃスープはせかいいちのおいしさ。3人はとても仲良しで、何をするにもいつもちゃんと役目を分担していた。ところがある日、あひるが言い出したわがままにねことりすが大激怒。とうとうあひるは家出した。
かぼちゃスープはどうなるの?
3人は仲直りできるのかな?
詩的なリズムの文章と、暖かい色合いの絵が、内容の暖かさにとても合った絵本です。
誰にでも、得手不得手はあり、それを補い助け合っていくのが大切なのだと教えてくれます。他人のものって良く見えるけど、みんなそれぞれ大切な役目を持っているんですよね。
何でもカンでも人の物ばかり欲しがっていた娘に読んで聞かせました。あひるがりすの役目を欲しがる場面で、「いじわるいわないで、ちょっとくらいかしてあげればいいのにね!」
・・・それもたしかに大事なことです・・・。