人は、年老いてひとりになった時、なにをもとめるのでしょう。
おじいさんは、なにもすることがなくて、寂しいと思いました。
ある日、おじいさんは、窓辺に咲いている小さな赤い花の植木鉢を見つけます。
そして、素敵な思いつきをします。
花・・・植物は、どれほど私たちの心を豊かにしてくれるのでしょう。
石ころだらけの町に住んでいる人々の心は、とげとげして冷たかった。
でも、おじいさんの蒔いた種が綺麗な花になって、
町の人々の心が少しだけ、豊かになりました。
花は、私たちに元気をくれます。
心を豊かにしてくれます。
美しいところには、優しさもついてきます。
おじいさんは、そんな素敵な町に住みたかった…
おじいさんの意志を継いだ女の子や町の人たちによって、
とても可愛らしい花で埋め尽くされた素敵な町になり、
心から良かったな〜と思いました