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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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きつねのおきゃくさま」 コルクさんの声

きつねのおきゃくさま 作:あまん きみこ
絵:二俣 英五郎
出版社:サンリード
税込価格:\1,980
発行日:1984年
ISBN:9784914985271
評価スコア 4.81
評価ランキング 281
みんなの声 総数 78
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  • とっぴんぱらりのぷう

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    こんな安易な言葉でなんて表現したくないのですが、この本は本当にまずい、そしてやばい…
    なぜって、ラストの2ページで大号泣なんです。
    何度も読んで、内容もバッチリ頭に入ってるのに、ボロボロ泣いちゃうんです…(:_;)

    森の中でひよこ、あひる、うさぎにであったきつね。
    彼らを丸々太らせてから、自分のご馳走にしようとたくらんでいた。はずなのに…?
    「やさしい」「しんせつな」「かみさまみたいな」きつねのおにいちゃん。
    そんな風に言われて、ぼうっとなっちゃうきつね。
    今までそんなこと、言われたこともないから。

    彼らと過ごしていたある日、きつねの家に狼がやってきます!
    きつねは勇気がわいてきて力いっぱい戦った。
    こいつらのために戦うんだ!こいつらを守るんだ!
    狼は逃げて行き、そして・・・
    「そのばん。きつねは、はずかしそうにわらってしんだ。」
    このきつねのやりきった顔。
    おいおい、おれはお前達を食うために優しくしてたんだぜ。
    なのになんだよ、この様は。とでも言っているようです。

    そりゃーもー「とっぴんぱらりのぷう」ですよ。うわーん。
    この言葉も意味不明なんですが、かなりのインパクトで読者を引きつけて離さない呪文のようです。
    そしてこの本のなにがずるいって、文章が明るいし、軽快なリズムで進んでいくところ。
    悲しい話を、幸せいっぱいに描いているところ。
    とにかく私の号泣ポイントを、グサグサ突いてくるんです。
    涙なしには読めません。優しさに溢れた絵本です。

    投稿日:2006/07/14

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