3歳の娘に読んで聞かせましたが、
いまいちピンときていない様子・・・。
この本は子供向けというよりは、母のための本ですね。
男だから、女だからという差別はいけませんが
やはり産む性である女、そして母と娘という関係は、時に複雑で、
お互いがよく理解しあえると同時に、わかりすぎてしまうがゆえに理解しあえない部分があるものです。
私は、子離れできない母親にうんざりし、
ある時点で、母を求める気持ちを捨て、同時に娘という立場を捨てました。
この本に描かれている母のように、
娘を求めすぎない母でありたいと思っています。
娘がもう少し大人になった時、そっと机に置いておきたい、
そんな一冊です。