おや?
ある日、まさおの帽子にあおむしがくっついていました。
まさおはかうことにしたの。そのあおむしはなんでも食べてしまうんです。なんでも食べるのでどんどん大きくなりました。そしてお腹がすいてしょうがないので、家の中にあるものまで食べてしまいました。それでもお腹がすいて、町のゴミも食べました。それでも足りなくて、町を食べてしまいました。まさおのぱぱもままも食べてしまいました。でも、まさおは友達なので食べなかったんです。まさおは悲しみました。 それでも、あおむしはお腹がすいてどんどん食べました。
そして、もう何にもありません・・・。
まさおはひとりぼっちです。
まさおは「おまえなんか友達じゃない!ぱぱとままを返せ!」と。あおむしは、「ごめんね。ぼくがいけないんだ。友達になれてうれしかった。でも、ぼく・・・まさおくんも食べてしまったほうがよかったんだ。」あおむしは、あっというまにまさおをのみこんでしまいました。
まさおは、あおむしのお腹の中に落ちていきました。
気がつくと、まさおは町のはずれにひっくり返っていました。そこは、まさおの町でした。
みんな、あおむしのお腹の中に入っていたのです。
まさおは夢を見ていたんでしょうか?
なんだかとっても不思議なお話でした。
子供は、あおむしがどんどん食べていくところがおもしろいようで、「まだ食べるのぉ〜」と。(笑)