窓から顔を出す女の子の頭に生えているのは、なんだ、こりゃ?
角です、角。
まあ、なんてこと!
ほんとに、題名のとおり。
表紙を見るだけで、これは読まねば、とすぐに開いてみました。
理由なんてわからない。でも、朝、目を覚ましてみたら、イモジェンの頭には、ツノが生えていたのです。
こういうお話の始まりは大好きです。想像するのが楽しい。
あまりに大きい角なので、もちろん不便なこともいっぱい。服を着るのが大変とか、ね。
そして、その姿に、お母さんは卒倒。
でもね、そこからが、とってもユーモラスです。
この大きなツノには、楽しい使い道もいっぱい。この状況をとっても楽しんでいるイモジェンなのです。
そして、読んでもらっているうちの子供たちも...
残念ながら、次の日には、イモジェンのツノはとれてしまうのですが...でも、それだけでは終わりません。最後の終わり方も最高です。