まりーちゃんシリーズに共通して言えることですが、Jeanne-Marieを「まりーちゃん」、 Pataponを「ぱたぽん」とひらがなで訳しているこちらの日本語版の方が、日本人の私としては親近感がわきます。
(ぱたぽんが原書でもPataponなところはちょっと意外)
内容ですが、最初はまりーちゃん、ぱたぽんにお返事せずにひどいなあ、と思ってしまいます。
だけど本当はちゃんとぱたぽんのことを考えてあげているところにホッとし、やさしいきもちになりました。
クリスマスの絵本は、荘厳なものや美しいものも良いけれど、このような素朴な雰囲気も良いですね。
サンタさんの描写もすてきです。