ガンピーさんは大人の理想像です。子どもに「ガンピーさんのふなあそび」と選んだものの読まず、私が読んだら私がガンピーさんの大人な対応に感動して、この本も読むことにしました。ガンピーさん、もう少し日本人になじみのある名前であれば変換ミスしなくてすむのですが・・・。ガンピーさんの一喝の場面、ちょっとたじろきましたが、この場面、日常で子どもを叱りそうになったときに思いだし、今しかるべきかいなかと自問するのに一役買っています。ちなみに、みんなが車を押さないためにぐちぐちという場面、個人的には「きらいさ きらい」(理論社 作・中川ひろたか 絵・工藤ノリコ )という絵本と似た爽快感があるように思われます。