夜、み〜んな寝たのにコッコさんは寝ていません。
お月様が静かに言います
「おやすみなさい コッコさん 空の雲も眠ったよ」
「お空の雲が眠っても コッコは眠らないモン」
雲・池・魚・犬・お兄ちゃん…とその子を取り巻く世界が次々と眠っていくという、お休み絵本の定石です。
さて強気のコッコさんですが、おつきさまの話しが進むにつれてどんどん眠気が…。
最後の「コッコはねむらないもん ねむら ない もん」
という空白と、その手の指が、まさに小さな子が眠りにつく瞬間を描いています!
わが家では2才過ぎの息子が生まれてからこの方おそらく千回は読みました。寝付きにくい大人の人にもお薦めします。