松成真理子さんの絵本はいつも、胸がきゅんとなってしまいます。
このお話も、読みながら涙がこぼれそうになってしまいました。
いつも、自転車でおてがみをとどけてくれるせいちゃん。
ある日、「おひっこしのおしらせ」のお手紙を届けてくれました。
お引越ししていくせいちゃんは「はるになったらあそびにくるね」と約束してくれます。
もう、このあたりで私の涙腺はゆるみまくりです。
実は、息子のともだちも去年引っ越していきました。
それまで毎日一緒に遊んでいた仲良しのお友達。
お引越しするんだよってお話したとき、
まだ2歳だった息子が、涙を流しながら「また遊べる?」って一生懸命聞いていました。
そのときのことを思い出して、本当にせつなかったです。
(とはいえ、そのお友達は遠くに引っ越したわけではなく、
保育園で毎日顔をあわせるんですけどね)
どんなに小さくても、子供ってちゃんとわかってる。
時々忘れちゃっても、ちゃんと覚えてる。
ともだちっていいな〜。って思える絵本です。