開いてみて意外!2歳からとなっているのにこの文章の多さはどういうことかなと思ったのですが、挿絵が非常にはっきりとわかりやすいので、文章を読まなくてもそれだけで十分ことがたりる位です。火事が起こって出動して鎮火するまでがとてもよくわかります。残念なのは、火事のおきている家のお母さんらしき人が、家具を一階から運び出しているのですが、よく読んでみるとその時点では上の階に、そのお母さんの子供がまだ逃げられずに助けを待って取り残されている状態なんですね。家具なんか呑気に運び出してる場合じゃない!と思ってしまうのですが。それの点以外は、小学生くらいまで楽しめる秀逸絵本だと思います。