みいちゃんの頑張っているきもち、怖い気持ち、どきどきするきもちが、細かな描写から伝わってきて、いっしょにドキドキしたり、ほっとしたり、小さな冒険をたのしめます。表紙のみいちゃんの笑顔、裏表紙の、おかあさんのおひざに足をのせて牛乳をのむみいちゃんの絵まで大好きです。
むすめは、めがねのおじさんが三歳ではじめて読んだ時からとにかく気になっていました。
お客さんだからって、「おいたばこ」とどなれば良いと思っているなんて、悪い大人だと、いつも言っていました。恵まれた環境にいるので、大人だからって子供や他人に配慮できないひともいるんだという、認識をもたせてくれた本です。