表紙の絵を見ただけで、懐かしさでいっぱいになります。
母がロシア語を勉強していたためか、子どもの頃から大好きだった絵本です。(ちょうど同い年ですし・・・)
3才の次女に読んであげたら、はまりました。
次々に動物たちが入り込んでしまう手袋。絶対無理と思いつつ、ちゃんと入ってしまう不思議さ。(何でも出てくるドラえもんのポケットみたい?!)
ひとりひとりの動物たちに、ついてるピッタリの形容詞と、ていねいな絵。(うちだりさこさんの名訳も素晴らしい!)
てぶくろがどんどん家らしくなっていく様と、それがスーッとふつうの手袋に戻ってしまう対称的なラスト。
どれをとっても、魅力的です。
唯一残念なのは、くまが入ってる絵がない所でしょうか?!
こういう名作がずっと読み継がれていってほしいと思います。