「くまのコールテンくん」と同じ作者の絵本です。
同じく主人公はくま。
くまのビーディー君は、ふとしたことから、くまは洞穴にすむのだと知ります。
だから、自分もくまらしく、洞穴に。
でも、何かが足りない。これでもない、あれでもない。いったい何が足りないのか?
最後に気づいた一番大切なものは、「ともだち」
コールテン君でも、大切なのは友達なんだっていうしめくくりですが、同じく、ビーディー君にとっても、大切なのは友達でした。
ぎゅっと抱きしめて「君が一番大切だ」と伝えられる幸福。
絵は白黒の版画調で、色のない絵本ですが、暖かい気持ちになれる絵本でした。