お空のお月さまってどんな味だろう?と思った動物達が協力し合って、少しずつお月さまに近づいていきます。
お月さまに近づいたねずみが、お月さまをかじり、いい味だと感じたので、みんなにも一口ずる分けてあげます。
小さい頃どうしたらお月様に近づけるのかな?と思った記憶が蘇ってくる絵本です。最後にお魚が水面に映ったお月さまを差して「どうしてあんなに遠いお月さまをとろうとしたんだろうね、もうひとつあるのにさ、ほら、この水の中に」と言うシーンはとても印象的で、見事なまとめ方だなと思いました。
娘はこの絵本をとても気に入り、毎日何度も繰り返して読んでいました。