タイトルの上に小さく、「くすくすえほん」と書いてあるのが気になりました。「なに、これ?」って・・・。読み終えて、動物とその鳴き声に終始した絵本に、ぽかんとしている私に、作者の高畠さんが「くすくす」と笑っているような気がしましたが、気のせいかしら?
そして、「これは、動物語で書かれた絵本なのだ」と気がつき、頭の中で訳しながら再読。
「ねーねー、だれか、あそぼ」
「オッケー」
「ぼくも いれて」
訳は、読むたびに変わります!(笑)
象とゴリラがやってきた時の、動物たちのポカンとした感じ。そして、通り過ぎたあとの はしゃぎっぷりが楽しいです。
「みた!?」
「からだも、こえも でっかいねー」
「まけちゃ いられないそ〜!」
みんなのテンションが、どんどん上がっていきます!
単純な絵から、動物たちの個性や感情が伝わってきました。単純だからこそ、赤ちゃんに愛され、20年も読み継がれてきたのでしょう。すごいなぁ。