ある日、突然死神さんの存在が目に見えるようになったアヒルさん。
今までもずっとそばにいたらしいけれど、
ある日から突然見えるようになるということは、
もうすぐ死ぬっていうこと??
でも、そんな質問に死神さんは答えません。
でも、目に見えるようになったからには
気にもなる…。
そんな二人の微妙な関係のお話です。
死神さんは、結構かわいいおしゃれな女の子の格好。
意味深なことも言ったりしますが…。
とにかく、死神をこんなふうに描いた絵本は
見たことないです。
ラストも、じーんときます。
誰かにプレゼントするようなタイプではないかもしれないけれど、
ごくごく親しい間柄の人が、ペットや肉親が亡くなったことで
嘆き悲しんでいたならば、ちょっと傍らにおいてあげてもいいかなと
思ったりもします。