音楽の大好きな「木」が楽器に合わせて、白い花を咲かせます
人々はその木を「オーケストラの木」として親しみ、大切にしました
ところが・・・新しい道の建設で、町の人たちの反対をよそに、切られてしまいます
木は最後の力を振り絞り、オーケストラの音を奏でます・・
そしてなんとその木が3丁のバイオリンとなって待ちに戻ってきたのです
町の開発はある意味自然の破壊でもあります
私たちはそのことをしっかりと知らなければならないと思います
このお話は切られた木が、バイオリンに姿を変えて戻ってくるわけですが、身の回りの家具なども、木の利用であることを知ります
音楽堂でバイオリンの演奏会での音色は「少し寂しく、少し優しく、少し懐かしい響き」とありました
生活の中でどれだけ自然のぬくもりを感じることが出来るのでしょうか
そんな気持ちにさせてくれる絵本でした