図書館でトミー・ウンゲラーの本を探していたら、同じ棚にこの本が。
なんとなく聞いたことがある作者だなぁと手に取ると、あの奇想天外、読み聞かせ不可能な『3びきのぶたたち』の作者でした。
なるほど、やっぱりこの本もかなりのクセモノでした。
私は、字のない絵本は苦手なのですが、この本は夜の静けさやかえるたちの飛ぶスピード感などが伝わってきて、奇妙な物語を感じてしまいました。
自分で物語を作って読み聞かせたり、説明したり、音をつけたりと工夫して読む方も多いと思いますが、私はひたすら、ページをめくって見せるだけ。
見る人一人一人に勝手に物語を想像して欲しいので。
我が家でも一番うけたのは、次の火曜日の夜に飛んでいるものを見た時でした。
火曜日というのは、なにか不思議な魔力でも呼び寄せるのでしょうか。
その次の火曜日には一体何が飛ぶんでしょう。
いろいろ想像を掻き立てられる絵本です。