図書館のクリスマスの本特集というコーナーで見つけました。
普段は書庫に入っている本なので、ラッキーでした。
ゆうびんうさぎシリーズの一番良いところは、絵がふんわりと優しいことと、お話があったかいところです。
今回の本も、その魅力満開です。
一見乱暴者のおおかみがぶりも、本当はちょっぴりさみしがりやの男の子。
それをちゃんと理解して、温かい視線を送るゆうびんうさぎの優しさが際立ちます。
こんなふんわりとあったかい絵本なのに、時代の流れで、古い印象を与えてしまうのでしょうか。
毎年増える本の中で、取捨選択するのは大変だと思うのですが、書庫ではなく、絵本コーナーに置いて欲しい一冊です。