上野動物園に対して「したのどうぶつえん」ってなんてふざけたタイトルだと思いながら読まずにはいられない何かを感じて図書館で借りてきました。
表紙を見て
「え〜何これ〜。なんか気持ち悪いけど早く読んで〜。」
と子供の評判は上々。
私も下読みとかしていないんで、やられましたね。
この本は笑いました。
基本的にはだじゃれのどうぶつえんなんですが、だじゃれの名前を読むと同時に摩訶不思議な絵が目にとびこんでくるたびに、気持ち悪いやらおかしいやらで、子供と共に超うけました。
ネタバレになるのであまり書きませんが「ふたこぶらくだ」をモチーフにしたやつは吹き出しましたね。
それでこの本のいいところはネタの多さです。
だじゃれ系で笑わせる類の絵本って、1ページに1ネタっていうのが多くて「あ〜もう終わっちゃったね。」という感がありますが、これは違います。
見開きに5ネタくらいあるからこれでもか〜、まだあるぞ〜、単行本にもまけないよって感じで、その満腹感が素晴らしかったんです。
絵本として読み込まれる時期は短いかもしれませんが、ある意味お買い得なんじゃないかと思いました。
でも、ある程度の語彙がないと楽しめないので小さすぎるお子さんよりは小学生がいいかもしれませんね。