ねずみ年で、ねずみの本を検索する中、作者がかこさとしだったので、興味を持ちました。
なべぞこやまのむこうのまちには、ねずみのしょうぼうたいがあります。
感心したのは、トンコロレストランでの消火活動でした。隣がペンキ屋さんで油の缶があり、その隣がガソリン・スタンドでした。燃えているのは、レストランの油ですが、周りにも油が多いということで、二次被害を防ぐことも考えて消火活動をしています。
油に水をかけると炎が飛び散って大火事になるかもしれないという注意書きもあり、泡消火器を使います。
息子は、油にどうして泡とちょっと不思議そうでしたが、以前防災訓練で、私が消火器を使ったことを覚えていたので、その時のことを話したら納得できたようでした。
火事を防ぐという啓蒙の意味のある本のなのですが、ねずみのしょうぼうたいということで、子どもにもわかりやすく、消火活動の仕方を伝えているところが、いいなあと思いました。
高層マンションでの救出劇では、ハラハラドキドキ。絵も文も親しみのもてる内容で、子どももとても興味を持って見ていました。
消火活動の大変さや、火の正しい使い方がわかります。