立派なたこやきになるために、たこやきたちは、こんな会話を繰り広げているのね。
なんてったって、まわりがカリッ、なかはトロッ。まるくてコロコロの形が命。
そして、一口サイズで、もちろん、タコが入っていなくては、たこ焼きではないのです。
お父さんが、みんなに聞かせる「たこやき」の真髄。
たこやきが、こんな会話をしてると思うと、ちょっと楽しいかも。
ソースのにおいまでしてくるようで、
「あぁ、これ読んでたら、なんだかたこ焼き食べたくなっちゃったよ、お母さん。」
と子供たち。
おいしく食べる絵本っていうのは、気持ちもほぐれていい感じ。おいしいって幸せだね。