10階ごとにいろんな生き物がすんでおり、1から100まで数を数えながらのぼっていく絵本のしかけは、とにかく大人から見てもとても楽しいと思いました。
数のお勉強をしながら、次の階にはなにがいるの?とワクワクしてきます。
100階も階段のぼるのはたいへんだけど、こどもは自分がのぼっている感覚で、階段をテクテク、テクテクといいながらのぼっていき、途中キャラクターがジュースを飲んでいると、自分もいっしょになって飲んでみたり、100階に着いて望遠鏡をのぞいてるシーンでは、自分も片目をつぶって覗き込み、「わぁー、月が見える!」と言ったり、親子で楽しみながら読める絵本です。
毎晩、「今日も100階まで行こう」といって、読んで寝ます。
就学前のお子様にはもちろん、低学年の子供さんも楽しめる絵本であることまちがいなしです。