どんなに大事な人との関係にも
いつか必ず別れはやってくるということを
ぼくとクッキーは初めて経験して
読んでいる方もついつい切なく寂しい気持ちになるけれど
それだからこそ 人とのかかわりって大事にしたいと思えるのですよね。
仲良く遊んで“さよなら”と言ってまた遊ぶ。
でも今度言う“さよなら”は違う
・・・と考える“ぼく”の心情にどうしようもない寂しさに打ちひしがれている様子がよく現われていて
上手いなぁと思いました。
かさいまりさんの講演会に行き、この絵本が出来るまでのいきさつなど伺うこともできたので
とても思い出深い絵本になりました。