ちょっと見ただけでもたくさんの方が感想を寄せている絵本です。
それだけ多くの人を楽しませてくれている素敵な1冊なのだと思います。
学校の読み語りに使おうかと、まず家で練習していると、うちの子どもたちが、ラストシーンを見て「え〜い、いい加減に気づけよ(中学になってから口が悪い…)」「もう、雨もやんでるし、穴から出てるぞ〜」と、ずっと突っ込みを入れていました。
どちらかというと、下の子位にいいと思って、読んだのですが、中学になっていても、面白い本には食いついてくるのだなぁと、母としては面白い発見をさせてもらいました。
「うまかたやまんば」や「めっきらもっきらど〜んどん」「まあちゃんのながいかみ」など、途中で縦方向に話が進行する絵本はいくつかありますが、仕掛け絵本でもないのに、全ページが縦方向に描かれているところもなかなか面白かったです。
今どきの漫才っぽい会話のテンポも、子どもたちにウケた理由の一つかもしれません。