のっけから雨の日・・・っていう設定に妙に納得してしまったんです。
なぜって 雨の日は当然外では遊びづらいからでしょうけど
どうしてか 雨の日って 物憂い気持ちになったり 考え事をしたい気持ちになるんですよ。
アルバートはすっかり家での遊びをやり尽くしてしまって
ふと考えをめぐらせます。
自分の家は公園の近くにあって
公園は町の中にあって
町は国の中にあって
国は地球の上で・・・
広い広い宇宙を考える時に 思いついたアルバートの大作。
とても豊かな想像力が働いているんだなあと微笑ましく読みました。
子どもにも判り易く 自分と周りの世界を感じることが出来る絵本だと思います。