とうとう、こちらも大雪が降り・・・ぴったりの絵本だと、借りてきました。
最初は雨だったのに、授業中に雪に変わり、帰る頃にはものすごい大雪になってしまいます。
初めははしゃいでいたぼくが、なかなか来ないバスを待つうちに、だんだん心細くなり、とうとう泣き出しそうになった時・・・???
周りの知らない人たちのあたたかさが身にしみて、いろんな事件が相次ぎ、周りを疑うことばかり植え付けてしまっていないかと、反省させられます。本当は、これが当たり前の世の中なのにね・・・。
ぼくの心の中が、すごくリアルに描かれていて(絵でも文章でも)すっかりぼくになりきれます。
お兄ちゃんもいい味出していて、兄弟っていいなあと、心から思えます。
そんな兄弟を見守る、お母さんの目も実にあたたかいのです。
表紙、裏表紙、カバーに書かれた説明・・・とにかく全部すばらしいです。