雪が降った日に一人でおうちに帰るお話です。
他のお母さんが学校にカサや長くつをもってお迎えに来るのですが、ゆいのお母さんは仕事なので来ません。
帰り道に一人心細くなる心境が、小さい時にお兄ちゃんと一緒に留守番をした時の気持ちとよく似てることを覚えていて思い出すのですが、出張の多いパパと、私が仕事で留守番をお願いする我が家の状況と重なるところが多くて、胸がジ〜ンとしてしまいました。
二人で留守番するのことを世間は「かわいそうね」という風潮がまだまだあるのが現状です。
だけど、この本にあるようにゆいが雪でぬれて帰って来るとお兄ちゃんがホットミルクを作ってくれたり、ドライヤ−で髪を乾かしてあげたり、お兄ちゃんの成長がとても頼もしく思え、兄弟っていいなぁって思いました。