図書館で借りてきたのですが、すごくくたびれていたので、とても古い作品なのだと思って発行年月日を見ると、2002年(!?)でした。
びっくり!!わりと最近の作品でした。
それだけたくさんの電車好きの子どもたちに読まれたのかなぁ。本好きとしては、こういう本に出会うとちょっと嬉しくなります。
ページはよれよれで、一部破けたところをテープでとめてあったりしましたけど。(読みこんであるのは嬉しいですが、本はできるだけ大切に読んでほしいですね〜)
「かがくのとも」傑作集の1冊なので、普通の絵本より気持ち価格が低いので、お得感があります。
横溝さんの絵は前から気になっていて、一度じっくり読んでみたいなとも思っていました。
内容は東京を出発した“特急列車”が山沿いの町の終点に着くまでの、町の様子や、すれ違う電車をタイプ別に説明してくれる絵本でした。
モデルは《スーパーあずさ》だそうです。
これは別に鉄マニアでなくても結構楽しかったです。
電車が通り過ぎていく街並みの風景も、まさにここ!という場所を吟味されている気がしました。