食物連鎖、命の営みについて、これほど簡潔に書かれた本は初めてです。
少ない文章で、わかりやすく愛らしい絵で、突然捕えられて私たちの食卓にのぼるまで、そして食べられた後も、体の一部として生きているというのがス〜ッと入ってきました。
一緒に生きていることはよく話していたのですが、こうして水の中に戻ってこられた実感として伝えると、より頭に残りますね。
躾という意味ではなく、私たちが地球の一部なのだというネイチャーな意味で食育となる絵本ではないでしょうか。
スーパーの食材がどこからやってきたのか、日常生活と共にどうぞ。