小学4年生の息子には、よく分からないようでした。
大人の私でも話の主旨がつかめず、考え込んでしまいました。
作者は、チューリッヒ大学で哲学を専攻したとのこと。
「なるほど」と、うなずけるものがあります。
自分が一番だと思っている動物たちには、手に入れることが出来なかった金のりんご。
金のりんごを手に入れたことを誇示するような人には、
手に入らないのかもしれませんね。
金のりんごを手に出来る人はだれなのでしょう?
「きみみたいな こどもが みつけてくれるのを まっているのかもしれません」
との最後。
何かしら自慢できる能力を持っている人には、
金のりんごは必要ない、だから見えないのかな?
これから成長する無垢な子供が、手にするもの?
手にしてしまえば、見えなくなってしまうもの、なのかな?
おもいっきり、哲学してしまいました。