くすのきだんちシリーズの第2弾を見つけたと、また息子が祖父母に
買って貰ってきました。
やさしい春の風に誘われるように散策していた“かえる”が、大きなくすのきの姿に
引き付けられて近づくと、管理人のもぐらのもぐに声を掛けられ部屋を見せてもらいます。
空いている部屋が8階で階段が昇るのが大変なこと、そして7階にかけす一家、
9階にふくろうが住んでいることを知ると住むのは無理と言い(そりゃ、そうだ!)、
横着をして階段の手すりにまたがって滑って下に降りていくと、途中で勢い余って
壁に激突し気絶してしまい....という話です。
1作目では、管理人もぐと住民のりすさんが大活躍しましたが、この2作目では、
看護師のうさぎの姉妹とさるの大工さんが大活躍です。
ここまで新しく引っ越してくる者の為に、リフォームしてくれるもぐも素敵ですが、
それを実際に施工した“さるの大工さん”の腕、すごすぎます!
ウチもリフォームして欲しいくらいです。
最後に明かされる、かえるの職業がすいえいのコーチというオチもなかなかよく、
裏表紙に描かれた、その通勤姿もなかなかですよ!
1作目より住民の連携プレーがパワーアップしていますが、面白さも更にパワーアップしたと
思います。お薦めです。