子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく」 てんぐざるさんの声

子どもになりたいパパとおとなになりたいぼく 作:灰谷 健次郎
絵:坪谷 令子
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年07月
ISBN:9784251032591
評価スコア 4.5
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  • 男の子目線で父を見ている。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    特に大きな事件があるわけではありません。
    主人公・まさるくんは大好きなちさみちゃんと結婚したくて、大人になりたがっています。
    そのまさるくんの目を通した現実大人であるパパやママの姿は、まさるくんの“理想の大人”と少々ギャップがあります。
    目の前のパパの「子どもにもなりたい」というし…。

    全然かっこよくないけど、一生懸命なパパも、家のことを一生懸命やっているのに、何とかなく男二人に理解されていないママと、ごく普通の自然な家族像がかえって新鮮に見えました。
    なんとなく頼りない子どもっぽいパパですが、最後のシーンのセリフがとっても家族思いで素敵でした。

    親になって、一番わかることは「子育てしながら、親も親として育っていくんだ」っていう感覚でした。
    このパパも、まさるくんと一緒に素敵なお父さんになっていきそうです。そして、そのお父さんの背中を見て育つまさるくん自身も、きっといつか素敵なお父さんになるんでしょうね。

    字が大きく行間も大きめに空いていますし、はっきりした挿絵がたくさん載っているので、5,6歳児からでも楽しく読めそうです。
    ただ、どちらかというと男の子目線で描かれている世界なので、共感を覚えて楽しめるのは、男の子の方ではないでしょうか?

    投稿日:2011/08/28

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