キツネはにわとりを食べます
人間もにわとりや ぶたや牛を食べます。 もちろん魚も・・・
このお話のきつねのアーノルドは にわとりがだいすき こんな始まりに惹かれました。
たまごの中から ひよこが生まれるのを見るのが大好き、ひよこの誕生を眺めているのですね(こんなにかわいい ひよこを食べるなんて とんでもない。 アーノルドは命の大切さを感じたのですね!)
きつねのお父さんもお母さんも 兄さんも姉さんもにわとりを捕まえて食べるのが当たり前、アーノルドはなんと家を出て一人暮らしをしようと考えるなんて・・・・ こんなきつねがいてもいいんじゃないと思えました
なんでも ひとくくりにして物事を見てはいけないと 教えられた気がして、奥の深いお話だと思いました。
すーっと単純に考えたらありえないかもしれませんが・・・・
いろんなきつねもいるんだ(人間もいろんな人間がいるのと同じように)
6匹のひよこのお手伝いさんになるなんて! 発想がおもしろい。
ひよこを自転車に乗せて子守するアーノルドが優しいのをしり 農場のどうぶつたちとも友達になるなんて
おうまさんごこ・スプーンきょうそう はねまくらのつくりかた まくらなげ ひよこたちにおしえるところが かわいくて ニンマリです。
優しいアーノルドを信頼するひよこたちの関係がなんとも言えません「「たべるんじやないよ・・・・ともだちなんだ!」
なんとも優しいきつねのアーノルドですね(哲学的な絵本に思えました)
お薦めの絵本です!