表紙の赤いバスの絵。
すぐに飛びつきました。
とにかく何よりも「乗り物」を愛する息子のために借りてきた絵本。
ストーリーは簡単です。
赤いバスの前輪が、道路の穴にはまってしまった。その後ろから、どんどん車がやってきて立ち往生。
ところが、前からトラクターがやってきたので、そのトラクターにひっぱってもらい、バスは、穴から脱出。
そこで娘が言ったのです。
「でもさ、お母さん。引っ張ってもらって抜け出しても、この後、後ろのタイヤがまた穴にはまっちゃうんじゃないの?」
大丈夫。みんなは、穴をよけて走っていったので。
そして、その穴はね、立ち往生していた車の1番最後の車、ロードローラーが直していってくれたのです。
「な〜るほどね。これって、すごくいい考えじゃない、お母さん?」
と娘。
こういう展開になるとは、読んでいても気づきませんでした。
それで、最後尾の車が、ロードローラーだったのね、と納得!
単純なお話だけど、終わりよしで、とてもしっくりときます。