じぷたはジープを改良した小型の消防車。はしご車ののっぽくんと、高圧車のばんぷくんと、救急車のいちもくさんは大火事のときに大活躍。じぷたはいつもうらやましく思っています。
ところがある日、山火事で大活躍したじぷた。新聞にも紹介され、一躍町の人気者になります。
1歳の妹に読み聞かせようと思っていたのですが、5歳のお兄ちゃんがすっかり気に入ってしまいました。乗り物が人みたいにきちんとキャラクターがあって、おもしろいんです。しかもちっぽけなじぷたが一生懸命働いて、みんなの人気者になるっていうのがいいです。古い本ですが古さを感じさせません。