この本も松岡さんの「ことばの贈りもの」に載っていました。
松岡さんの言葉は、一つ一つがとても胸に響きます。
そのどれもがうなずける内容で、自分の子どもに、また周りの子どもに、自分が子どもの本を通じて何ができるのかを改めて考えました。
生まれた時からテレビもありインターネットもある現在の子どもたち、社会がどんどん進んでスピードが早くなっていくにしても、子ども時代にはゆっくりとゆったりと過ごすことが必要であることを今更ながらに感じました。
子どもの心を育てる、それは言葉を育てることでもあると思います。
子どもや子どもの本に関わる大人の責任は重いです。そのことを痛感しました。
より良質な本を次の世代にも残せるようにしたいと思います。