娘が大好きな「すてきな三にんぐみ」の作者ウンゲラーさんの絵本ですが、雰囲気がまったく違うのではじめは気がつきませんでした。
爬虫類の研究をしている息子からボド夫人へのプレゼントは、なんと大きなヘビ。
受け取った時にはびっくりしたボド夫人ですが、危険でないことが分かると、とても可愛がって一緒に暮らし始めます。
お上品なボド夫人とヘビという異質なもの同士の組み合わせが、ほのぼのと優雅な生活を送っている様子が微笑ましく、シンプルかつユニークでさわやかな印象の挿絵とあいまって、なんだかとても気持ちのいい絵本でした。