絶対に無理だと思われるような夢でも
そうなりたいと思い続ける心があれば
叶う時がくるかもしれないと思わせてくれるお話でした。
夢を諦め、
そして忘れたふりをして過ごしているような人が読んだら
ハッとさせられそうです。
一日中、いえいえ一年中
草を食むだけの暮らしを続けるひつじの群れから
人間の暮らしぶりを連想し 私自身に
「ほんとにこのままでいいの?」という
問いかけをされているようにも感じました。
大人向けの絵本なのかもしれません。
また 見返しや扉の雰囲気から
メェーリンダは 仲間と一緒に旅をしている
不思議なマリオネット…そんなふうに見えます。
これは何か意味があるのかな…と考えると
上手く言葉に出来ないのですが
メェーリンダはただのひつじではなくて
もしかしたら気づきをもたらす為に
天から降りてきた天使のような設定なのかな
…なんて思えてきたりもしました。
つい深読みしてしまった絵本です。